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こんばんは
本日は寒いのと花粉がすごいのとで
春?冬?という感じですね!
インフルエンザや風邪が流行っておりますので
お身体壊されませんようご自愛くださいませ!
そんな本日はマイナス金利の住宅ローン
借りるなら「固定」?「変動」?
についてです。
日銀がマイナス金利政策を導入して以来、
住宅ローン金利が低下してきています。
まさか住宅ローン金利までマイナスになることはないでしょうが、
これだけ低金利だと金利選びも悩みますね。
住宅ローン金利は今年に入ってまず変動型が引き下げられ、
都市銀行の適用金利が0.6%台となりました。
これは銀行間の金利競争によるものですが、
その後に日銀がマイナス金利導入を発表すると、
固定期間が長めの金利が低下。
10年固定型は3月に都市銀行が0.8%で並び、
信託銀行は変動型より低い0.5%台を打ち出しました。
さらに固定型のフラット35金利も3カ月連続で下がり、
3月の最低金利(返済期間21年以上、融資率9割以下)が1.25%と過去最低を更新しています。
金利引き下げの動きはここ数年ずっと続いていますが、
特に最近は固定型や10年固定型の低下が大きいといえます。
2年前の2014年1月時点では固定型と変動型の金利差は1%以上、
10年固定型と変動型では0.7%以上ありました。
ですが現在では固定型と変動型が0.6%強、10年固定型と変動型では0.2%もありません。
2年前のように固定型と変動型で1%以上の金利差があると、
「固定型で借りるつもりで住宅ローンを組み、実際に借りるときは変動型で」
という借り方もありました。
低金利の変動型で借りると返済額が軽くなるので、
浮いた分を貯蓄して繰り上げ返済すれば、
金利上昇のリスクも抑えられるということです。
ですが、固定型の金利低下でこうした組み方の効果が
小さくなってしまいました。
例えば3000万円を35年返済で借りた場合、
変動型の場合(金利0.625%)の毎月返済額は7万9544円で、
フラット35の場合(金利1.25%)は8万8225円なので、
その差は9000円弱。
この差額を貯蓄したとして、5年間で52万円ほどしか貯まりません。
この程度の差であれば、最初から金利上昇リスクのないフラット35
を借りたほうが手間をはぶけると考える人も少なくないのではないでしょうか。
ちなみに10年固定型(金利0.8%)だと変動型との差はさらに小さく、
毎月2400円ほどしかありません。
マイナス金利が現実のものとなった今だからこそ、
大幅な金利引き上げということも考えられます。
そうすると、フラット35の金利が一番低いという状況も
容易にありえますので、将来の金利上昇も見据えた資金計画が求められます。
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