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こんばんは
降ったり止んだりと不安定な空模様の豊川市内です。
本日は数量拾い。
設計図面などから「数量」を求める「数量拾い」と呼ばれる作業のことです。
積算の基本ともなるこの作業。
見積で使用するコスト算出のための数量には、
面積はもちろん、本数、個所、個数、長さ、容積、重量、など「物」の単位と、
時間(h)、日、人工など、「時間」の単位もあります。
見積書を作成する時に、多くの時間と労力を必要とするのは、この数量拾いです。
これができないと建築物のおおよその工事費が算出できません。
クロスの施工面積
配線の長さと数
防水のルーフィング使用面積などなど
全てにおいて数量拾いが必要です。
実際に建物の工事が始まり、発注するにあたり、もう一度確認の為に数量拾います。
材料が足りないと、工事が止まってしまい、大問題です。
足りなくなるのが怖くて、多く発注しすぎるのも問題です。
ただ単純に数量拾うのではまく、施工の仕方まで考慮して、
いかにも無駄なく、且つ漏れのないよう拾えるように気をつけたい所です。
ちなみに、数量拾いには、ある程度ルール・積算基準が有り、
数量算出基準のマニュアルがいろいろとあります。
興味のある人は、是非一度ご覧ください。
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