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窓ガラスの結露

2022.02.21

こんにちは

 

 

 

本日は豊川では時折、雪も舞い散るような

 

 

寒い日でした。

 

 

 

この季節、室内の窓ガラスにびっしりと水滴が付着している様子が

 

 

多くのご家庭で観測できるのではないでしょうか。

 

 

 

 

この水滴は、室内の暖かい空気に含まれていた水蒸気が

 

 

冷えた窓ガラスに触れることで水蒸気(気体)から水(液体)に

 

 

状態変化して付着したもので、この現象を『結露』と呼びます。

 

 

 

冬場に人が過ごしやすい室内環境としては

 

 

室温は大体20~23℃、相対湿度は50%ほどが良いとされていますが

 

 

このくらいの温湿度の空気ですと、大体11~13℃くらいのものに

 

 

触れると結露を起こします。

 

 

 

結露を起こしにくくする対策としては、大きくは

 

 

①.水蒸気量を少なくする。

 

 

②.温度差を小さくする。

 

 

のどちらかが考えられます。

 

 

 

暖房器具として、灯油ストーブやガスファンヒーターを使用する方も多いと思いますが

 

 

それら石油燃料を燃焼させる暖房器具(その中で開放燃焼式)は

 

 

燃焼と同時に、大量の二酸化炭素等の有害な気体を生成するため、1時間に1度の定期的な換気が必要となります。

 

 

 

併せて、石油燃料は分子構造に複数の『水素』が結合されているため

 

 

それらが燃焼時に空気中の『酸素』と結合することによって大量の水蒸気を生成します。

 

 

(おおまかに1リットルの灯油を燃やすと1リットルの水ができます。)

 

 

 

石油燃料の暖房器具を燃焼させることによって

 

 

空気中の水蒸気量は多くなり

 

 

定期的な換気によって、温度差も大きな状態になりやすいため

 

 

ますます結露を助長させることになります。

 

 

 

少しくらいの窓ガラスの結露については

 

 

特に大きな問題にはなりませんが

 

 

大量の結露、しかも長時間となると

 

 

カビなどの発生にもつながり健康面への懸念もあるので

 

 

空気を汚さない暖房機(エアコンやオイルヒーター、電気ストーブetc)を

 

 

なるべく使う等、ある程度、対策をしていただけると良いと思います。

 

 

 

 

 

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