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本屋さんで見るお家の間取りのおすすめ集などを見ていると
できるだけ無駄な空間を無くそうという謳い文句をよく目にします。
実際に無駄な空間を無くすことは必要なことですし、お家の収納力をあげるといった利点もあります。
しかしながら、一見無駄に無駄に見える空間でも日々の生活のなかでは「ゆとり」になるときがあります。
例えば、縁側。和室とお庭の間にある廊下のようなものです。
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一見、無くしてしまって収納スペースやその他のスペースでも良いじゃないかと思われますが
明確に畳と外部を窓ではなく空間で仕切ることで外部からの圧を感じにくく、和室の居心地の良さを最大限に発揮でき、なぜか落ち着く、居心地が良い
結果、それが「ゆとり」へとつながります。
そういった「ゆとり」に対して十分に理解し図面の間取りだけではなく空間的に設計し
ただの生活の拠点ではなく、暮らしの中心となるお家をつくっていきたいものです。