user's voice vol.2
kotori お客様の声 vol.2
自然の光と季節を感じる、
吹抜けと天窓で開放感あふれる家。
技ありの間取りで時間と空間にゆとりを生み出す。
豊橋駅にほど近い、好立地に佇む”豊橋の家”。
薄いブルーグレーの外観が爽やかでモダンなお家です。
季節の花や植物に囲まれたこちらのお宅で暮らすのは、自然をこよなく愛するご夫妻。そして、小さなお嬢さまも笑顔で私たちを迎えてくださいました。
素敵なご家族のお姿から、今回の取材への期待感が一気に高まります。
季節を愉しみながら夫婦で創りあげる庭
まず最初に、ご夫妻自慢のお庭を見せていただきました。
訪れたのは新緑の季節。
生命の息吹を感じるグリーンの濃淡の中にブルーやホワイトの花が、やさしい彩りを添えています。
家を建てるにあたり、”庭木や草花と寄り添った暮らし”というのがお二人の希望の一つでした。
時間をかけて、お庭を育てていくのも、日々の暮らしにおける楽しみの一つということで、
アオダモ、ドウダンツツジ、ヤマアジサイなど、季節ごとに自由に摘んでお部屋に飾れる草花をネットで調べては、少しずつ買い足して、お二人の好きな空間を創り上げているそうです。
時間が許せば、庭のお手入れが日課というお二人。
丁寧に手入れが行き届いた庭では、この時期、手毬のような青いアジサイが咲き、外壁の色ともマッチして、とても素敵な空間になっていました。
多趣味なご主人の
こだわりホビールーム
続いて、駐車場に面した観音開きの扉を開くと、サーフボードがディスプレイのように並んだ空間が。
ここはご主人のホビールーム。
趣味であるサーフィンのアイテムや、ゴルフバッグ……。ん?これは、もしや冷蔵庫……?
男性なら誰もが憧れる、まるで秘密基地のような空間です。
中に入って、家へと続く扉を開けると、廊下からそのまま脱衣所へと繋がっており、サーフィンから帰った後も、他の部屋を通らずに浴室に行ける、使い勝手の良い間取りになっています。
休日には、駐車場にテーブルやチェアーを並べて、気の置けない友人たちとBBQができるように、
出入り口の扉の上にタープを張るためのフックを取り付けることを設計段階から組み入れてもらったそうです。
カメラも好きという、本当に多趣味なご主人の、こだわりがつまったホビールームでした。
そして夜には、一人で晩酌をするのも楽しみのひとつ。(それで、冷蔵庫!)
吹抜けで開放感あふれる
リビングダイニング
さて、いよいよ家の中を拝見させていただきます。
kotoriが制作したオリジナルの玄関扉を開けて室内に入ると、廊下を抜けてすぐに、リビングダイニングへと繋がります。
ドアを開けて驚きました。
天井が本当に高い……そして、外観から受ける印象よりも、ずっと広い空間。
事前にお写真で拝見してはいたんですが、実際に訪れてみると、想像以上の高さと奥行きのある空間で、さながら美術館のような趣があります。
SE構法だからこそ実現できる間取りですね。
室内には随所に観葉植物や花が置かれ、こだわって厳選したという家具もセンス良く配置され、とても心地のよい空間です。
そんな広々とした素敵なリビングで、kotoriで家を建てることになった経緯をご夫妻にお聞かせいただきました。
子どものころから夢だった
“家づくり”をkotoriで
実は、奥様は小学校時代から、”自分の家を建てる”ことが夢だったそう。
家に対するいろいろな理想やこだわりがあるなかで、
・木造で吹き抜けがある家
・木造だけど地震に強い家
この2つを軸に、家づくりに関する情報収集を始めました。もともとネットサーフィンが好きで、興味のあることにはご自分でとことん調べるとのこと。
そして、この2つの希望を叶えられる、「SE構法」という木造建築があることを知ったそうです。
SE構法の施工店はいくつかありますが、そのなかでも、家づくりに対する姿勢や、施工事例の雰囲気からkotoriに惹かれ、ご主人にも相談したところ、すぐに資料請求する流れに。その後、kotoriのスタジオを訪れ、ご夫妻の要望を伝えたうえで鈴木設計士からSE構法の説明を聞き、すぐにkotoriへ家づくりを任せる決断をしました。
”家を建てる”という子どものころからの夢を叶えるため、事前に建築に関する情報を徹底的に調べていた奥さま。
その時点で、自分の希望する家を実現させるにはkotoriのSE構法しかない!という直感があったそうですが、実際にkotoriと話してみて確信に変わり、ご契約の決断までに時間はかからなかったそうです。
さて、いよいよkotoriとの本格的な家づくりが始まります。
kotoriの家づくりの第一歩は綿密なヒアリング。日々の暮らしに直結する「こうあってほしい」という希望を伝えていきます。
ご主人と奥さま、それぞれの視点で様々な要望を鈴木設計士に投げかけたところ、そのすべてに納得の答えを出してくれたそうです。
立地条件から生まれた
SE構法ならではの間取り
ご夫妻からは、外の目が気にならないようプライバシーを確保しながらも、明るく、緑に囲まれた家という希望がありましたが、もともと、この”豊橋の家”は、南北に隣接する建物があり、次のような懸念がありました。
採光を考えて南側に大きな開口をつけると、南側隣家の日陰になる。
↓
隣家の北側外壁が視界に入る(圧迫感がある)。
↓
南側はカーテンを常時閉めっぱなしの生活になってしまう。
そこで、鈴木設計士が何度も現場に足を運び、導き出した答えは、「あえて南側の採光は捨て、東側と西側、さらに天窓から光を取り込む設計」です。
東西に配した窓の高さと位置、窓と壁との面積配分を工夫することで、空間を実際の面積よりも広く見せることに成功。さらに天窓からの陽光が白い壁に反射して室内を明るく照らします。
1日のなかで、太陽の動きと共に天窓からの光の差し込み具合が変わり、時間ごとに違った表情を見せてくれます。
それは季節によっても太陽の高さが変わるため、室内にまた違った光の陰影が生まれることで、新たな気付きを与えてくれます。
家の中にいながら、光による時間の流れ、季節の移ろいを感じられる。
実際に暮らしてみて、「この家には、こんな表情もあるんだ」という新たな発見がいくつもあり、とても感動したそうです。
庭スペースは、隣家側に設置した背の高いウッドフェンスと、L字型の家に囲まれているので、プライバシーが確保されています。
庭側の窓とウッドフェンスの高さのバランスで、日中もシェードを降ろすことは、ほとんどないそう。
「庭の草木に水やりをする時も、子どもと庭に出る時も、通りの人の目が全く気にならないので、安心です。」
大容量のバックヤードで、
手間なく片付けができる
また、奥さまからの強い要望として、「とにかく収納スペースを多めに確保してほしい」ということがありました。
そこで、家の随所に収納スペースを設けたうえで、キッチン横に収納力たっぷりのバックヤードを設えることに。
「収納スペース=隠す場所」があることで、手間なく片付けることができます。
そのため、目に見える空間は常にスッキリとしていて、突然の来客にも慌てることはありません。
もともと、目につく場所に家電や生活雑貨を見せたくないという強い希望があったとのこと。
取材スタッフが、部屋に入った瞬間に「美術館みたい」と感じたのは、生活感を感じる家電や雑貨が目に入らなかったのも理由の一つだと思います。
家事と育児で忙しない日常のなか、バックヤードのおかげで、スイスイ物を片付けられ、本当に重宝しているのだとか。
自称「片付けがやや苦手(笑)」という奥さまも、この美しさをストレスフリーでキープできる収納力にとても満足されていました。
家事を楽にする
=家事を楽しむ余裕が生まれる
ルンバや食洗器、衣類乾燥機など、家事ラクを叶えるアイテムには投資をしたそうです。
そしてそれらのアイテムを、より機能的に活用できるように、kotoriが配置や動線を考え抜いて設計。
もちろん、そういったアイテムは目に付かないポジションに配置されており、そこには、kotoriの造作家具も一役買っています。
TVボードもその一つ。フロー型で足部分がないので、ルンバがボード下を通って、しっかりお掃除してくれます。
また、室内の雰囲気に合わせて厳選したソファーも、ルンバがソファー下を掃除できるタイプを選んでいます。
おかげで、時間に余裕が生まれ、日々の家事も、子育ても、楽しみながらできているとのこと。
「この家じゃなかったら、もっと大変な毎日だったと思う(笑)」
徹底的にリサーチして厳選した
家具へのこだわり
家具やインテリアが大好きな奥さま。家を建てるにあたり、得意のネットリサーチで新居にふさわしい家具を選び抜きました。
まず取材班が気になったのが、部屋に入った瞬間、目を惹き付けられた、存在感のある照明。
この広い空間の中で、小さい照明だと寂しく見えてしまうし、大き目のデザインだと空間の邪魔になる可能性もあるので悩んでいたところ、このペンダントライトを見つけたそうです。
ファイバーグラス製で透け感のあるシェードと流線的でインパクトのあるフォルム。
「この透け感を利用したいと思いました。」
ただし、このライトを使いたいと提案したときは、周囲の反応は微妙だったそう(笑)
納品されるまで実物を見ていないし、これだけ高い天井空間で使った事例を見つけることができなかったので、奥さまご自身も不安だったと言いますが、結果は大成功!
奥さまがおっしゃったとおり、透け感があることで、天井の高さを感じられるし、天窓からの光も通すので、見事に空間にマッチして、いい意味でのアクセントになっています。
「思い切って選んでよかった(笑)」
リビングに置かれたソファも奥さまが選んだ一品。
背もたれを自由に動かせるタイプなので、座る向きを変えることができ、シーンや人数に合わせてフレキシブルな利用ができます。通常のソファとしても、カウチソファとしても使えて、その汎用性はとても高いです。
テーブルもサイズを広げられる仕組みになっているので、友人や親族を迎えても、家具の配置を変えることなく、すぐに対応可能。ご自身で調べ抜いて厳選した、納得の家具に囲まれたリビング。やさしい自然の光に包まれ、家族の憩いのスペースになっています。
いちばんのお気に入りスペースは、
やっぱり、リビング
“豊橋の家”には、お二人のこだわりと、それを叶えるkotoriの工夫が詰まっていて、
一つ一つのエピソードがとても興味深く、ずっと聞いていたくなるような楽しいひと時でした。
すっかり長居してしまいましたが、最後に、お二人にとって、最もお気に入りの場所を聞かせていただきました。
すると、「ここ、リビングです」とお二人声を揃えての回答。
ご主人も、ご自身のホビールームより、家族と過ごすリビングが一番なんですね(笑)
お二人が大事にしたかった、自然の光と季節を感じる、緑に囲まれた空間。
お二人の想像を超えた空間が出来上がり、大満足のご様子でした。
~最後に~
「これから家を建てる方へメッセージ。」
収納は多いに越したことはないのですが、“見せたいもの” “見せたくないもの”を事前にはっきりと決めて、見せたくないものがしっかり収納できる空間の確保をおすすめします。
生活動線を考えた収納位置には、鈴木さんのご提案に助けられています。住んでみないと分からないことも、kotoriさんの設計には、様々な箇所に含まれています。プラン時にいろいろな希望をお伝えしておくと、住み始めると気づけるサプライズが待っているかもしれません(笑)(奥さま)
「kotori 鈴木設計士へ一言。」
家族が仲良く住める家にしてくださり、ありがとうございます。
生涯にわたって暮らす家なので、今後もメンテナンスを通じて、よろしくお願いします。