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デザインへのこだわり
“美しく納める”ということ。
kotoriは常に、美しい家を建てたいと思っています。
見た目にお洒落な家は、たくさんあります。でも、kotoriが考える美しい家とは違います。
「美しい家」とは何か。
それは、見た目の美しさだけでなく、住む人の心地良さまで考慮してデザインされた家。
kotoriは家づくりにおいて、"美しく納める”ことを大切にしています。
そして、その本質は、細部(ディテール)へのこだわりであると考えます。
目に見えないような細部にまでこだわってデザインすることが、住まいの真の美しさ、住み心地の良さを生み出すということを私たちは多くの経験から導き出しました。
ともすれば、そのこだわりには、一見気付かれないかもしれません。
「理由はわからないけれど、なぜだか美しくて心地が良い。」
そんなデザインを心がけています。
ラインを揃えることで
生まれる美
窓や扉などの高さが揃っていないと、ちぐはぐで、どこか納まりの悪い印象を与えます。
それぞれの高さを意識的に揃えることにより、線を少なく見せ、格段にシンプルかつ美しい印象へと変化します。
kotoriは、室内だけでなく、建物の外観においても、美しいラインを意識しながらデザインします。
そのために、既製品の建具ではなく、その家ごとに合わせた建具やオリジナルの家具も製作しています。
違和感なく家の内外を繋げる
玄関ポーチから室内への天井材や壁材を同じ素材にしたり、ガラス張りの建具を採用することで、家の内と外が、まるで区切りがないような美しいラインで繋がります。さらには奥に続くリビングや庭までも直線的に繋がり、奥行きや広がりを感じられます。
軒を出すことで、
シャープな印象をつくる
夏至、冬至の太陽高度を考慮しつつ、外観イメージも崩さないように軒の出(軒先の長さ)をデザインします。
そのために、時間や天候の異なる条件で現場へ何度も足を運びます。大切なことは、デザインの美しさと家としての機能が共に成立していること。
丈夫であることは大前提として、如何に薄く、シャープなラインで納めるかが、私たちのこだわりであり、腕の見せ所です。
スチール材をアクセントとして取り入れる
自然素材の中にスチールを効果的に取り入れることで、シャープな印象を与え、空間内で目を惹くエッセンスになります。
長年のノウハウを活かした、弊社ならではの鋼材サイズの選定により実現した、華奢でありながら丈夫で存在感があるスチール階段もその一つ。
白と木目を基調とした室内で、スチール材のマットな黒やシルバーが、空間のアクセントとして映えます。
不要なものは隠す
スチールや木製の手すり、家具などにおいて、出来る限り固定のためのビスなどは見えなくするようにしています。
むかしの建物では、釘を使わなかった(すなわち釘が見えない)のと同じように、見えなくても良い部分は徹底的に隠す。
そこには、「美しく納める」ための、技術・経験・ノウハウがたくさん詰まっています。