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こんにちは。二児の父の鈴木です。
kotoriでは、断熱材に透湿性と保湿性が高く、熱容量の大きい
ECOボードを採用しています。
『熱容量が大きい』と、どのようなメリットがあるのか?
下の動画をご覧ください。
参考:https://www.youtube.com/watch?v=cLA26llwVO0
3種類の同じ厚みの断熱材で比較実験をしてみた動画です。
断熱材の表面部分と裏面部分に温度センサーを設置して
太陽光線に見立てた赤外線ランプを照射。
それぞれの表面温度(屋外)と裏面温度(屋内)の変化を調べます。
ECOボードの熱伝導率は0.0469W/m・K。
ロックウールの熱伝導率は0.038W/m・K。
石油系断熱材(動画の仕様はEPS1号)の熱伝導率は0.0299W/m・K。
一般的に断熱材の性能を現す『熱伝導率』(より小さい数字が高性能)では
他の断熱材にわずかに劣るはずのECOボードですが
他をはるかに上回る伝導時間の長さ(熱の伝わり難さ)を誇っています。
伝導時間は、例え同じ熱伝導率の断熱材でも、その断熱材が持つ熱容量によって異なり
この『熱容量(ρ・c)』を鑑みた性能値のことを、『熱伝導率(W/m・K)』を『熱容量』で割った値
『温度伝導率(λ/ρ・c)』と呼びます。
※λ=熱伝導率、ρ=密度、c=比熱
日本では何故かあまり話題に上がりませんが、断熱材の本質に関わる
重要な性能値となります。
本当に『夏涼しく冬暖かいお家』を実現させたいと考えられている方は
ぜひ私達にご相談ください。