imaizumi blog
5年前のちょうど今頃。
私は、埼玉県のGERMAN HOUSE の松岡社長とドイツにいました。
目的は、今まさにわれわれkotoriが採用し始めている断熱材、
その名もECOボード。
これを求めて、遠路はるばるドイツまで行ってきました。
このECOボードを開発そして製造しているのは、ドイツのGUTEX グーテックス社さんです。
実際にGUTEX社にて工場内そして製造工程、製造状況などを見学させていただき、
工場長さんにもお話を伺う事ができました。
百聞は一見に如かず。とはまさにこのことで、
製品として良いとは聞いていたものの、実際に製造、加工工程を含め、
実物を手に取って見て改めて感じる良さもたくさんありました。
当時は、まだまだ日本で採用している会社は少なく、
実例もなかなか見ることは出来ませんでした。
そして、弊社として何よりネックとなったのは、このエコボードはそもそも構造材外部に通気を設けない工法で
施工をおこなうという点でした。
これは、認定長期優良住宅を推していたわれわれにとってはかなりの欠点となりました。
長期優良住宅の場合、構造躯体の劣化の対策として、外壁の構造等に対してK3以上の薬剤処理(工場処理)を行なわないといけないこと、
外壁の通気構造等も内容に含まれているために、このECOボードを採用することは、長期優良住宅を諦めることになるのです。
それが、理由で約5年も前に素晴らしい断熱材に出会っていながらも採用ができませんでした。
しかし、この度この構造材への薬剤処理がSE構法の工場の方で施工可能となったのです。
これを機にわれわれkotoriもようやくECOボードを標準仕様とすることに至りました。
断熱性能は勿論のこと、防音性能にも優れるこのECOボードをこれからkotoriの住宅に採用して
この刻々と変化し続ける気候に対しても臨機応変に対応可能な次世代でも100%通用する高性能で付加価値のある
『ハイクオリティな住宅や建物』をご提供してまいります。
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