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家相

2023.09.24

こんにちは。

 

 

 

今回は『家相』についてのお話しです。

 

 

 

『家相』という言葉に馴染みのない方でも、『鬼門』や『裏鬼門』という言葉は

 

 

 

聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

『鬼門』というと絶対的に『凶』のイメージが強いですが、もともと『鬼門』は

 

 

 

北東=丑寅の方角であることから、牛(丑)の角と、虎(寅)の毛皮が鬼の姿を連想させるため

 

 

 

日本人の中で悪いイメージで定着してしまったという説があります。

 

 

 

さらに、江戸時代に唐の様々な学問を学んだ天海大僧正が

 

 

 

徳川家康に「変化、停止、相続」をあらわす方位である北東を大切に扱う様にアドバイスしたとの話もあります。

 

 

 

これに従い、江戸城の北東の鬼門、南西の裏鬼門にお寺を設置し、大切な方角を護ったともいわれています。

 

 

 

しかしこの「家康が鬼門を大切にした」という真実が、「鬼門は恐ろしい」「鬼門はとにかく悪い」というふうに

 

 

 

世間の間で少しずつ変化しながら庶民に伝わっていったともされています。

 

 

 

 

 

 

『家相』で特に重要なのは、『三所』と『三備』となります。

 

 

 

『三所』は『北東(鬼門)』と『中央』と『南西(裏鬼門)』を差し

 

 

 

『三備』は『玄関』と『トイレ』と『キッチン』を差します。

 

 

 

家の中で鬼門(北東=寒くなりやすい場所)や、裏鬼門(南西=暑くなりやすい場所)に

 

 

 

トイレやキッチンを置いてはいけない、という考え方は

 

 

 

特に昔の住宅であれば、衛生面やヒートショックの事を考えると理にかなっている気がします。

 

 

 

玄関に関しては、風水が日本で取り入れられた奈良時代頃の中国で

 

 

 

季節風に乗った黄砂が飛んでくる方角だった、とか

 

 

 

北東から異民族が攻めてきた、ということから

 

 

 

厄災を鬼と例えて、鬼門、裏鬼門に入口を設けることをタブーとしたようです。

 

 

 

何となくのイメージであったり、昔からの言い伝えを鵜呑みにするのではなく

 

 

 

根拠を考えたうえで、日当たりや風通しを良くしたり、清潔に清潔に保てる工夫を

 

 

 

検討していければと思います。

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