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明け方は強く降っていました@豊橋。久しぶりのまとまった雨だった気がします
甲子園では広島新庄と早実の一進一退の攻防が繰り広げられたようです
今朝は、8年前に師が書いた文章を久々に読み直しました
「土地」と「場所」の違いを述べながら、これからの「建築」を語る文章ですが、
普段なにげなく使っている言葉のひとつひとつを、
意識して定義し直すことに大半を割いています。
8年前に書かれたにも関わらず、普遍的な強度がある名文だと思います。
文章では、互いに似ている2つの言葉が、ある視点から分類されています。
–
「人」にあって「人間」にないもの。
「空間」にあって「建物」にないもの。
「場所」にあって「土地」にないもの。
「街」にあって「都市」にないもの。
「風景」にあって「景観」にないもの。
「故郷」にあって「国家」にないもの。
–
後者は抽象的で数量的に把握できる客体であり、
前者は個別的で主体なしには存在しえないものです。
–
「この場所はわたしのもの」と言うときと、
「この土地はわたしのもの」と言うときは、
明らかに指し示しているものが違うのです。
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