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こんばんは
本日も南海トラフのニュースがございましたのでご報告です。
大きな被害が予想される南海トラフ地震の想定震源域で、
海上保安庁が、海底の動きを捉えた初の観測結果を発表しました。
政府は、南海トラフを震源とするマグニチュード9.1の地震が発生した場合、
最悪のケースでは死者32万人、
負傷者63万人などの被害が出ると想定しています。
海上保安庁は、4年前から想定震源域の海底に観測機器を設置する
などして海底の動きを観測してきました。
18日に初めて発表された観測結果では、
東海沖や和歌山県の潮岬沖で北西方向に最大で年間6センチ
海底が移動していることが分かりました。
専門家は、次のように指摘しています。
「年間6センチは人間の爪が伸びるスピード、
100年たてば6メートルになる。6メートル
押し込まれて急激にずれ動いて元に戻ると、マグニチュード8ないし、
それ以上の大きな地震のひずみに対応する」(東京大学地震研究所・古村孝志教授)
海上保安庁は観測結果を地震予知連絡会などに報告し、
国の防災対策に活用したいとしています。
映像はこちら
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