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柱脚金物用アンカーボルト

2023.01.10

おはようございます。

 

 

今朝は、昨日までとは違い風が強く吹き、

 

 

気温よりも寒く感じる豊川市内ですが、

 

 

天気は、快晴。

 

 

元気一杯、絶好調。

 

 

そんな一日の始まりです。

 

 

さて、本日は朝からSE構法の基礎に確実に定着させるSE構法の柱脚金物用アンカーボルトの精度について

 

 

お話しさせていただきます。

 

 

もうご存知の方も多いとは、思いますが耐震構法SE構法の特徴でもある引き抜き強度の強さですが、

 

 

一般的な在来工法の引き抜き強度の約5倍あると言われています。

 

 

では、この引き抜き強度とは何なのか?

 

 

例えば、2011年に起きた東日本大震災での津波を想像してください。

 

 

建物の側面に対して横から津波の力を受けると基礎の上に乗っかっている土台から上部の躯体は、

 

 

津波の力によって引き抜かれてしまいます。実際に東日本大震災では多くの建物が津波により引き抜かれて

 

 

土台ごろ持っていかれました。

 

 

それに対して、基礎とアンカーボルトにより強固に緊結された柱脚金物と結びついているSE構法の躯体は、

 

 

津波による横からの荷重(力)に対してもビクともしなかったのです。

 

 

 

 

これが、実際のSE構法の柱脚金物です。

 

 

そして、真ん中に見えるのが基礎に強固に緊結されたアンカーボルトです。

 

 

およそ、一件住宅に対して20~30箇所にこのアンカーボルト・柱脚金物が配置されます。

 

 

そして、今ではこのアンカーボルトも一本アンカーとなり随分と施工的に楽になりましたが、

 

 

12,3年前までは、2本アンカーでしたので現在よりも更にアンカーボルトのセット精度を要しました。

 

 

ということで、今回もかなりの高精度でセットをしていただきましたので

 

 

今月18日の上棟もスムーズに進むことでしょう。

 

 

 

 

このように、SE構法は在来木造やその他の工法と違い基礎及びアンカーボルトの精度もかなり重要となってまいります。

 

 

正しい施工方法で、一つ一つ慎重にシビアに施工を心掛けていかないと

 

 

上部の躯体精度、しいては仕上げ工事に大きく影響を及ぼします。