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こんにちは。
先日、無事に上棟を迎えた『豊橋市 向草間の家』では
上棟式後に『餅投げ』が行われました。
今回も、お施主様のお知り合いや近隣の方々など、沢山の方が
餅投げに参加してくださりました。
餅投げは、古くは厄除けのために行われていた儀式です。
家を建てるという事は、富の象徴であり、それを妬む厄災が
起こると考えられていました。
それを防ぐために、神様に献上するお供え物であり保存食でもある
餅や小銭をまくといった習慣が生まれ、それが“上棟の際は餅投げを行う”という
日本の伝統として受け継がれているのです。
さらに餅まきは、災いを払うとともに、地域の住民たちへの感謝や
多くの餅をまくことでみんなにも福をわけるといった意味合いからも行われています。
現代では、「住宅建設中につき、工事でご迷惑をお掛けします」
「住宅完成後はこちらに住みます。これからどうぞよろしくお願いします」といった
近所の方への感謝の思いを込めて行われることが多いようです。
上棟後、お施主様であるN様から、餅投げについて
『参加していただいた方々が凄く楽しんでくれたので、やって良かったです!』と
喜びのメールをいただきました。
大切にしたい日本の文化のひとつですね。