技術の継承

2023.02.19

1945年昭和20年 8月10日日本は米英中3国によるポツダム宣言受諾を申し入れ、15日無条件降伏し、第二次世界大戦が終結した。

そしてこの戦後の日本を大きく変え、支えたのは、まぎれもなく私たちの親世代、いわば『団塊の世代』ではないでしょうか。

そしてこの団塊の世代の人たちは現在75歳前後になります。

終戦後の日本から1955年～1973年の19年間の高度経済成長期をまさに支えた方々です。

その方々と共に私たちは仕事が出来ています。まずその事に感謝をしたいと思います。

しかしながら、その方々が汗水たらして働いて、必死になって身につけてきた職人技がいま少しずつ消えていっているのが現状です。

私は、建築に携わることが出来て本当に幸せですし、このような職人技を目の当たりにすることが出来ていることにも幸せを感じています。

だからこそ、時代の変化と共に失われつつある、昔ながらの職人技を少しでも建築のどこかに残していきたいと思っています。

この先少子高齢化もさらに進み、職人さんも減少傾向にありますが、

少しでも建築のみならず全ての業種において職人を志す若者が増えることを切に願っています。

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