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imaizumi blog

ガルバリウム鋼板の耐用年数。

2023.10.20

ガルバリウム鋼板の耐用年数が気になり改めて調べてみた。

 

 

そもそもガルバニウム鋼板って何でしょう。

 

 

ガルバリウム鋼板とは、ガルバリウムという合金でメッキされた鉄のことで、

 

 

JIS規格における正式名称は「55%アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板」です。

 

 

アルミと亜鉛合金メッキで出来たモノなんです。

 

 

メッキとは、金属の膜のことで、電気や熱などの力を利用して鉄などの金属にメッキの膜を被せたものをいいます。

 

 

さらにメッキは金属が腐食しないよう守ってくれます。

 

 

ガルバリウム鋼板の中心部は鉄(鋼板)ですからそれを被膜するようなイメージですね。その鋼板自体の厚みは0.35~0.8mm程度です。

 

 

ガルバリウムのメッキで鉄の鋼板が覆われているため、「ガルバリウム鋼板」とよばれます。

 

 

そして、本題です。ガルバリウム鋼板の耐用年数はおよそ25年から35年と言われていますが、果たしてこんなにもつのでしょうか。

 

 

いろいろ調べていくとやはり、条件によりかなりのばらつきがあるようで、

 

 

大きな条件の一つは、建物の立地。例えば、湿気が多くて苔などが生えるようなところや常に日陰になるところ。

 

 

森林の近く、沿岸部、工場地帯などの場合は、錆が発生するリスクが高く、

 

 

ガルバリウム鋼板は錆には、弱いので当然耐用年数は、短くなってしまいます。

 

 

耐用年数って何をもって耐用年数と呼ぶか?も問題だと思いますね。

 

 

私の個人的見解ですが、たとえガルバリウム鋼板が25年もったとしても

 

 

現在の日本の建築基準法含め、環境や温熱性能の基準は3~5年で常に改正されています。

 

 

ということは、材料自体が耐用年数が長くても基準に合わない事が出てくるのです。

 

 

その時に、どのように対応できるか否か。外壁を剥がして断熱材を入れ直してまた外壁を張るのか?

 

 

等など。

 

 

勿論、日々のメンテナンスも大事でしょうが、10年もしたら間違いなく省エネ基準も今よりさらにグレードアップします。

 

 

そういったところに柔軟に対応できる材料を選ぶべし。

 

 

だから、何度でも張り増すことが可能なECOボードをお勧めするのです。

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