imaizumi blog
昨日の続きです。
今、日本の住宅の殆どが『非透湿外皮』の家です。
写真のように室内側に気密シートや気密テープを張り、
水蒸気を外部へ出さないようにシャットアウトします。その結果として熱伝導率が高い窓についた水蒸気が結露するのです。
壁体内でも当然、結露は起こり得るので内部結露が発生してカビなどの原因となるのです。
一方で、われわれkotori が推奨する断熱の考え方は、『透湿外皮』といい、
水蒸気は、自由に室内外を行き来してください。
それでいて、気密性は担保します。という考え方です。
たとえ、この断熱材に水蒸気が溜まったとしても1立方メートルあたり7リットルの水蒸気までなら
含んでも断熱性は落ちない。という実験結果も出ていますので安心です。
これが、『透湿外皮』の考え方です。
われわれは、この考え方のもと住宅の設計・施工を行っている数少ない設計工務店なのです。
prev.
行きつく先
2024.11.26
recommend
-
-
行きつく先
2024.11.26
-
-
外皮でつくる
2024.11.25
-
-
豊川市『金沢町の家』
2024.11.24
-
-
奈良県N様設計委託契約。
2024.11.23