imaizumi blog
皆さん、省エネ基準ってご存知ですよね。
この省エネ基準っていつできたのでしょうか?
すぐに答えられる人は、建築関係の方ですかね?
1980年 昭和55年 省エネルギー基準が制定されました。 当時断熱等性能等級2相当でUA値が1.67(Q値4.8)です。
そして、翌年の1981年 昭和56年に建築基準法改正により、新耐震基準となります。
続いて、1992年 平成4年に省エネルギー基準が改正されます。 新省エネ基準(断熱等性能等級3相当)UA値1.54(Q値4.5)となります。
さらに、1999年 平成11年に省エネルギー基準が改正。 次世代省エネ基準(断熱等性能等級4相当 UA値0.87(Q値2.7)となります。
翌年、 2000年 平成12年に住宅性能表示制度が制定。(要求性能:断熱等性能等級4)となります。
2009年 平成21年には長期優良住宅が制定(要求性能:断熱等性能等級4)
2013年 平成25年に省エネルギー基準が改正 平成25年省エネ基準(断熱等性能等級4)UA値0.87(Q値2.7)
2015年 平成27年 NEH基準制定(要求性能:断熱等性能等級5) 従来の省エネ法から民生(建築・住宅の省エネ基準)部分が
切り離され、建築基準関係規定の建築物省エネ法として制定。
2016年 平成28年省エネルギー基準が改正 平成28年省エネ基準(断熱等性能等級4)UA値0.87(Q値2.7)
2022年 令和4年 住宅性能表示制度 断熱等性能等級5、等級6、等級7が制定。
等級5 UA値:060(Q値2.0) 等級6 UA値:0.46(Q値1.6) 等級7 UA値:0.26(Q値1.1)
長期優良住宅において要求断熱性能アップ(断熱等性能等級4⇒断熱等性能等級5)
2025年 令和7年 省エネ基準適合義務化(断熱等性能等級4)UA値:0.87(Q値2.7)
2030年 令和12年 適合義務基準引上げ予定(断熱等性能等級5)UA値:0.60(Q値2.0)
ずらずらと書きましたが、このように過去にも段階的に基準を上げていくのです。建築基準法の耐震基準も同じでしたね。
改正の度に不適合建築物が増えていく。
省エネ基準も同じことなんです。
だから私は、言うのです。
自分の家が法改正の度に不適合建築物となり『財産価値』が下がらない為にも
われわれが勧める木質繊維断熱材を使用して、断熱材の張替え及び貼増しを行い
法改正に対応できる家づくりを考えていきましょう。
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