imaizumi blog
毎週毎週土曜日と日曜日は、個別相談会をおこなっているのですが、
そこで話題になる内容のひとつにデザインがあります。
kotoriはデザインが良い。
とよく言われますし、デザインが気に入りました。とお褒めのお言葉もいただきます。
このこと自体は、本当に嬉しく誇りに思っているわけですが、
本当のところ、われわれkotori はデザインよりも機能や性能を推しているのです。
したがって、耐震構法SE構法を採用しているわけですし、わざわざ高価な断熱材である木繊維断熱材も採用しているのです。
安く建物を建てようと考えれば、いくらでも考えれるし
その逆も然り。
ただ私たちが考える家づくりは、そうではない。
この地震大国日本で建物を設計および施工する以上、まずは地震に強くなければならない。
倒壊・崩壊してはならない。
その次に、地球温暖化が進む中で住み心地、もはや人体に悪影響を与えるくらいの過酷な環境の中
気持ちよく、健康で住み続けていただける家づくりをしないといけない。
それらがまずは第一。
それらが全て満足に設計・施工できたのであれば次にデザインを考えれば良い。
昨今、あらゆる情報が世界中で簡単に手に入る世の中になり、どこのどの家を見ても同じようなデザイン。
しかし、蓋を開けたら中身は全く違うのです。ただそれは、お客さんにはとって新築時には全く分かりません。
3年後、いや5年後、10年後の壁の中身を見ていただきたい。
画像:カスケの家さんより抜粋
気密シートで覆われた壁体内。気密シートが劣化してボロボロになり、性能を果たさなくなった家の中身を想像していただきたいのです。
日本の建築業界も、ヨーロッパの国々に早く追いつく事を切に願います。
recommend
-
-
インターン学生さん
2025.03.11
-
-
3.11
2025.03.10
-
-
日曜相談会
2025.03.09
-
-
岡崎市『康生町の家』
2025.03.08