建築資材高騰

耳が痛くなるお知らせばかり？

 

 

建築業界、今年度末は本当にバタバタとなっています。

 

 

ただでさえ、年度末と言えば慌ただしい時期ではあるのに

 

 

ココにきて4月からの法改正。

 

 

各メーカー資材の値上げ。

 

 

これらが重なりあって本当に大変な状況になっています。

 

 

まずは、法改正ですね。

 

 

今まであった4号特例の廃止。

 

 

これは、われわれkotori としても『耐震住宅100％実行委員会』として数年かけて活動してきた証でもありますので

 

 

大変、嬉しい事ではあるのですが、各行政や確認検査機関等がてんやわんやとなり、

 

 

提出した申請に対して許可されるまでの日数が大幅に長くなることは、本当に辛い事です。

 

 

しかしながら、しっかりとチェックしていただき、耐震住宅を増やしていくという意味では大いに賛成です。

 

 

耐震100％実行委員会のサイトも是非、ご覧ください。☟

 

 

https://www.taishin100.or.jp/

 

 

 

 

続いて、問題なのは資材の値上げ。

 

 

これも、材料によって値上げ幅に差がありますが、

 

 

タイミングとしては、3月半ば以降の発注分に対して値上げされるモノもあれば、

 

 

生コンクリートのように、4月1日からのモノもあります。

 

 

実際には、どれくらいの値上げがされるかと言うと、

 

 

鋼製建具（サッシ）などは、12～15％

 

 

外壁材（サイディング）などは10～15％

 

 

住宅設備機器10～15％

 

 

生コンクリートは㎥あたり、2000円～4500円くらいは値上げされるとの事です。

 

 

住宅一件あたりで言うと、おそらく200万円～400万円くらいは上がることになりそうです。

 

 

その他、まだ値上げを公表していない資材などもあると思いますので

 

 

本当に価格だけで言ったら厳しい時代になると思います。

 

 

 

もはや、ローコスト住宅などは存在しない世の中になるのではないでしょうか。

 

 

いくらがローコストなんだ？

 

 

って感じだと思います。

 

 

 

われわれが恐れておるのは、こういった情報を知らずに家の計画をされる方が増えてしまう事。

 

 

知らずにハウスメーカーや工務店に訪れてなんでこんなに高いんだ。

 

 

他で建てる。と言ったものの何処へ行っても同じくらいの価格帯。

 

 

そんなことが多く起き、本当に良いハウスメーカーや工務店を見つけることが出来ずに家を建ててしまう事。

 

 

 

そもそも、何処へ行っても同じくらいはするんだ。ということを前もってご理解いただきたい。

 

 

その上で、お家づくりを検討していただきたいです。