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こんにちは
縁を切るシリーズ3回目です。
今日もいろいろな縁を切ってある場面を紹介します。
先日お引渡しを終えた、西尾市『上町の家』の玄関部分を外から見た写真です。
少しわかりにくいのですが・・・
玄関扉の木枠とコンクリート部分の隙間をコーキングで埋めています。
施工不良で隙間ができた訳ではなく、意図して5mmほどの隙間を作っています。
理由は、
木枠が直接、コンクリート部分にぶつかってしまうと、
木枠の小口から水を吸ってしまうのを防ぐ為です。
コーキングは劣化して、痩せて切れてしまうので、
メンテナンスの際はこういう箇所を注意深く見ておく必要もあります。
同じく、西尾市『上町の家』のウッドデッキの写真です。
雨に濡れて艶やかな紅色に見とれていました。
ここもよく見みると、デッキの足元部分で、縁を切っています。
デッキの足を、直接土間コンクリートに乗せずに、
基礎パッキンをかまして、縁を切っています。
前回は、部材の動きに対して【縁を切る】という考えかたでしたが、
今回は水に対して【縁を切る】でした。
縁を切る④に続く、かも。
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