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無垢材と集成材

2019.06.25

 

 

こんにちは

 

 

今日はとてつもなく、天気がいいですね

空が綺麗です

 

 

さて、今日は今週末の見学会に向けて、

どこになんの木材を使っているか、

それぞれの間取りの㎡数や坪数を、

平面図と仕上表を見ながら、自身でまとめておりました

 

 

 

お客様との会話のレパートリーを少しでも多く、、、

 

 

 

そこで、

「集成材」と「無垢材」の使い分けについて、

今日はお話したいと思います

 

 

木材にちなんで、

先日箱根で、箱根伝統の寄木細工で、

コースターを作ってきました

 

 

色んな木材をランダムに

まだニスを塗っていないので、

完成したらまたアップしたいと思います

 

先日、「構造用集成材」でお話しましたね
「無垢材」と「集成材」
簡単に言えば、「無垢材」は伐採したそのままの木材。
そして、「集成材」は複数の木材を接着剤で接合した木材のこと。
では、どのように使い分けるのか、
どのように違うのか
「無垢材」は、湿度を調節する作用があり、
部屋の中が乾燥していれば水分を放散させ、
湿気が多い時は空気中の水分を吸収するなど、
湿度を調節してくれるという、調湿機能が
そのため、含水率が一定にならず、
伸び縮みを繰り返すので、そのサイズや強度が常に変動します。
しかし、天然木を使用しているので、
重厚感や木のぬくもりを感じられ、経年による変化も楽しむことができるのです

温かみのある、心地のいい優しい肌触りがまたいいですよね
「無垢材」も生きてるんです
私たち人間のようにちゃんと呼吸をしています
大切なマイホームと共に年を重ねられるということも、
1つの楽しみにするのもいいかもしれません
しかしながら、「無垢材」の良さがデメリットとなってしまうことも。。
それは、そりや割れが起こる事
呼吸をしているからこそ、伸び縮みがでて、
壁や床に隙間や割れがはいる事があるのです。
定期的メンテナンスをして、
いつどんな時でも心地のいい床であってほしいものです
そして、天然木を使用するため、
数に限りがあり、価格が集成材より高価になるものがほとんど。
基本的には、節があると安くなり、節のないものは高くなります
高価でも無垢材にする価値は大いにあると私は思います
そして、「集成材」。
「無垢材」と違い、木材のそりや割れが少ないため、非常に扱いやすいという特徴。
それは、強力な接着剤で固定しているため、
木材の強度も、「無垢材」に比べて集成材の方がおよそ1.4倍優れていると言われています。
しかし、強度に関してはどちらが優れているとは一概には判断しづらい部分が
それは、しっかりと乾燥させた「無垢材」は、
「集成材」よりも強度が高いとも言われているからなのです
とは言っても、
乾燥の度合いによって強度が変わってしまうので、
一定の強度を維持できる「集成材」という意味では、
強度の部分でも、集成材の方が扱いやすさの面では優れていると言えるのです
価格に関しては、集成材は、ある程度の価格帯が決まっています。
平均すれば、集成材の方が安い金額で購入できますが、
節のある「無垢材」なら、「集成材」よりも安くなる場合もあるそう
そんな一定に安定した「集成材」ですが、大きなデメリットがあります。
それは何といっても、
無垢の木と違い、木材の温かみが感じられないということ。
どんなに上手に表面を加工して自然な木材に質感を似せたとしても、
「無垢材」にしかない温かみを出すことはできません。
先ほどの言葉を使うと、
「温かみのある、心地のいい優しい肌触り」ではないということ。
だから、人が多く触れる床には「無垢材」がお勧めなのです
「集成材」は、
棚やカウンター、階段など、
ある態度、強度が必要なところに使用することが多いです


ちょっとしたDIYなんかには、
「集成材」は扱いやすいと思いますよ
少し長くなってしまったので、
今日はこの辺にしておきます
では、また明日~
 

 

 

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