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こんにちは
今日も昨日に続き、
快晴のお天気でしたね
外に居続けたら熱中症になってしまいそう。。
皆さんも気をつけてくださいね
さて、今日は
先日木造建築物のことを調べていた時に知った
世界一高い木造建築物をご紹介したいと思います
SE構造ではないですが、
同じラーメン構造で、接合部に特殊な金物を使っている点においても、
SE構法と近い構造だなという印象を持ちました
そして、
これだけ、木造が進化しているのだと。
すごいなぁ。と驚かされました
ご存知の方、いらっしゃるかと思います
「ブロック・コモンズ」
カナダにある、ブリティッシュコロンビア大学の
18階建ての学生寮。
とても立派な寮ですね
高さは53メートルもあるそうです
基礎、1階の柱、2つの階段室であるコアの部分は
鉄筋コンクリート(RC)造で構築されているものの、
2階から17階の柱にはベイマツによる集成材が使用されており、
床には5層構造のCLT(直交集成板)を用いているそうです
5層構造CLT(直交集成板)とは、
クロス・ラミネイティド・ティンバーの頭文字を取った略称で、
板の木目が層ごとに直交するように重ねて接着したパネルのこと。
国内だけでなく、
海外のビルなどでも多く使われている集成板です
「ブロック・コモンズ」では、2233㎥の木材が用いられ、
木材利用によって削減できるCO2の排出量は、
なんと、2432トンにもなるそう
(カナダで511台の車が1年間に排出する量に相当する)
環境にもいいということですね
鉄筋コンクリートが一部使われてはいますが、
木造がこれほど高い建築物にも対応可能ということを
大きく証明してくれた建築物だと思います
カナダに行ったら実際に見てこようと思います
皆さんもカナダに行くことがあれば、是非見てきてください
それでは、また明日~