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こんにちは
湿度が高くジメジメしている豊川市です。
週間天気予報を見ていると来週には梅雨が明けそうですね。
さて、本日は「耐震構法SE構法」についてお話します。
木造住宅にも種類があり、よく知られているのは
在来軸組み工法(一般的な木造住宅)や
2×4(ツーバイフォー)工法かと思いますが、
弊社が採用している「耐震構法SE構法」はそのどちらでもなく
「木造ラーメン構法」という種類になります。
違いを簡単にご説明しますと、
在来工法は柱と梁を一体化しないピン接合という接合方法で
筋交いなどの斜め材で地震力を負担しています。
2×4工法は、柱や梁ではなく床と壁といった「面」で支える構造です。
そして、ラーメン構法は、柱と梁を一体化させた剛接合という接合方法で、
代表的なものは鉄骨造や鉄筋コンクリート造ですが、
それと同じ構造の仕組みを木造で実現したものが「木造ラーメン構法」になります。
SE構法では下の画像のように柱と梁を金物を使って剛接合しています。
在来工法や2×4工法のプランでは壁が多く必要とされますが、
SE構法は、壁を少なくすることができ、開放的な空間や吹抜け、
また狭小住宅でも希望のプランを実現しやすい構法となっています。
他の工法との違いを少しお分かりいただけたでしょうか。
資料請求をいただいた際にお送りしている「テクニカルガイドブック」にも
詳しく載っていますので、よろしければ、一度ご覧いただけたらと思います。
また、構造についてのお話は分からない言葉も出てきたりするかもしれません。
そして、どの工法にもメリット・デメリットはあります。
スタジオではそういったことも踏まえながらスライドを使って
分かりやすくご説明させていただいております。
お時間がありましたら、ぜひ一度お越しくださいませ。
西尾市『上町の家』現場レポート
2021.07.07
SE構法 西尾市「上町の家」
2021.07.09