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内装も設備器具の取り付けも概ね完了した
豊川市「白雲町の家」。
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今回、反射光によって室内を全体的に照らすため、内装壁や天井の色を
白くまとめましたが、創り出したい空間によっては
内装の色や質感、明度を検討する必要があります。
以前、視察で訪れた谷尻誠さん設計「DAICHI ISUMI」では
内装壁はザラザラとした吹付素材のややダークよりのグレージュを採用していました。
反射率がとても低いので、室内は直射光によって部分的に明るくなります。
「DAICHI ISUMI」では、SE構法によって超大スパンの開口が庭に向けて開いており
開口部とその周りの明るさの差によって、より外の風景が際立つようになっていました。
内装の色は、空間に対して大きな影響を与えてしまうので
順序的に考えるのでなく設計段階で、ある程度の検討をしておくことが大切です。
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