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「準防火地域」と「22条区域」

2015.09.07

街の中心部のように大きな建物が集まっている場所や、

 

 

木造住宅の密集地のような場所は、

 

 

火災の際に火が燃え広がらない様に、

 

 

「防火地域」あるいは「準防火地域」といった指定がされています

 

 

その他の地域はおおむね、「22条区域」という指定がされており、

 

 

「防火・準防火地域」の方が基準が厳しいです。

 

 

2階建ての木造住宅の場合、「準防火地域」なのか、あるいは「22条区域」なのか、

 

 

によって大きく変わってくるものがあります

 

 

外壁で求められる基準も、「防火構造」なのか、あるいは「準防火性能」なのか、

 

 

で異なりますが、一番大きなものは「窓」です。

 

 

「準防火地域」の場合、より高い防火性能が求められるため、

 

 

「防火設備」の指定がある窓にしなければならず、

 

 

アルミサッシ(あるいは、アルミ+樹脂の複合サッシ)の場合、

 

 

現状ではすべて網入りガラスとする必要があります

 

 

一部、木製サッシで透明ガラスで防火認定を取っているものもありますが、

 

 

ペアガラスではなかったり、種類が限られています。

 

 

今後、防火で透明ガラスが可能なアルミサッシ(あるいは、アルミ+樹脂の複合サッシ)、

 

 

また、透明でペアLow-E以上のガラスが可能な木製サッシが登場してくるとは思いますが、

 

 

いつ頃になるかは、今のところわかっていません

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