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こんにちは!
ここ豊川では、雨、風ともに少し落ち着きました。
ですが、関東地方の方は引き続きご注意お願いいたします。
今回お話したいのが、耐震等級はよく耳にすることがある
と思いますが、耐風等級って御存知ですか?
耐風等級 1とは、
「極めて稀に(500年に一度程度)発生する
暴風による力に対して倒壊や崩壊等せず
稀に(50年に一度程度)発生する暴風による力
に対して損傷を生じない程度を示しています。」
耐震等級の等級1、2、3とあるように耐風等級にも等級1、2
とあります。なにが等級1、2と違うかと言うと、等級2は等級1の
1 . 2倍の力まで耐えうるという基準になっています。
稀ってどういう基準?そんな曖昧な基準?と思いませんか?
ちなみに、極めて稀に(500年に一度程度)発生する暴風による力とは、
たとえば、東京近郊の住宅地を想定した場合、
高さ10mの位置で平均風速が約35m/s、
瞬間最大風速が約50m/sの暴風に相当します。
稀に(50年に一度程度)発生する暴風による力とは、
たとえば、東京近郊の住宅地を想定した場合、
高さ10mの位置で平均風速が約30m/s、
瞬間最大風速が約45m/sの暴風に相当し、
これは、伊勢湾台風時に名古屋気象台で記録された暴風に相当します。
(耐風等級1の場合とする、等級2は1 . 2倍)
基準は地域によって多少異なりますが、今回の台風 MAN-YI(マンニィ)
は瞬間最大風速45m/sということなので、稀(50年に一度程度)
に相当する風速と考えられます。50年に一度の台風なのかは
分かりませんが、かなり大きい台風だということと、耐風等級の
基準が低いということはわかりますので、耐震と同じように
耐風についても知っておいていただければと思います。
ちなみに、kotoriでは耐震等級3、耐風等級2を
標準とさせていただいております。
地震に強い家はおのずと、風にも強いのは
当たり前ですが(*^_^*)