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こんにちは。
最近、お客様との初回面談の際に
「kotoriさんは第1種換気ですか?それとも第3種換気ですか?」というような
換気設備についてのご質問をいただくことが多くなってきました。
お客様からの換気方式についてのご質問は、私が設計の仕事を始めた十数年前では
あまり無かったことなのですが、最近ではお客様の知識も意識も高まっているのだな、と感じます。
ちなみに“換気”は最近では24時間換気のことを差すことが多く
現在、平成15年に改正された建築基準法によって、住宅等の居室では1時間に0.5回以上の常時換気が義務付けられています。
換気方式は第1種から第3種まであり、機械換気を行う位置で分けられています。
第1種換気は、給気と排気の両方を機械によって行う方式。
第2種換気は、給気を機械によって行い、排気は排気口からの自然排気とする方式。
第3種換気は、第2種換気と反対で、排気を機械によって行います。
住宅では、第1種換気か第3種換気とすることが多いです。
義務付けられた換気量が、1時間に0.5回(室容積の半分)、つまり2時間で1回(室容積の全部)と
多いため、kotoriでは冷暖房負荷を考え、熱交換型の第1種換気をおすすめしています。
“熱交換型”とは給気の際に、空気を熱交換器に通すことで、低温、または高温の外気が直接室内に
入ってこないようにする方式のことです。
一口に“熱交換型”といっても、いくつかのタイプに分かれており
それぞれにメリット、デメリットがあるのですが
長いお話しになるので、それはまた次回、解説したいと思います。
先日、愛知牧場に行ってきました。
2023.04.25
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2023.04.26