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ストーブに、やかん

2023.11.18

こんにちは。

 

 

 

最近になって急に寒くなってきましたね。

 

 

 

暖房器具を使い始めたご家庭も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

暖房器具として、ストーブを利用されている方も多いと思いますが

 

 

 

昔は、お部屋の加湿のためにストーブの上にやかんを置くことが多かったです。

 

 

 

お茶を飲みたい時にもすぐ淹れられるので便利でしたが

 

 

 

そもそも灯油ストーブやガスストーブなど石油燃料を使った暖房器具の多くは

 

 

 

別で加湿を行う必要は全くありません。

 

 

 

灯油やガスなどの石油燃料は、混合物ではありますが、基本的に炭素と水素の化合物(炭化水素)です。

 

 

 

灯油の化学式を仮にC(炭素)12 H(水素)24として完全燃焼させた場合、O2(酸素)と結びつくので

 

 

 

C12H24 + O2 → 12CO2(二酸化炭素) + 12H2O(水)

 

 

 

となります。

 

 

 

このときの水の量は、12×18(分子量)=216 → 約216ml

 

 

 

炭化水素C12H24は分子量168なので、炭化水素の比重が0.8だとすると

 

 

 

168÷0.8=210mlで、ほぼ同じ体積となります。(210mlの灯油を燃焼させると216mlの水が発生)

 

 

 

ストーブで、お家中の温度差を無くすことは難しいですし

 

 

 

燃料の燃焼により大量の水蒸気を発生させてしまうので

 

 

 

ストーブを中心に暖房されているお家では、どうしても結露を助長させてしまいます。

 

 

 

高性能な住宅ということは前提として

 

 

 

暖房器具は、エアコンや輻射式冷暖房、オイルヒーターなど

 

 

 

加湿を行わない器具を選定し

 

 

 

加湿は加湿機で室内湿度をコントロールしながら行うことをおすすめします。

 

 

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2023.11.19

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