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こんにちは。
最近になって急に寒くなってきましたね。
暖房器具を使い始めたご家庭も多いのではないでしょうか。
暖房器具として、ストーブを利用されている方も多いと思いますが
昔は、お部屋の加湿のためにストーブの上にやかんを置くことが多かったです。
お茶を飲みたい時にもすぐ淹れられるので便利でしたが
そもそも灯油ストーブやガスストーブなど石油燃料を使った暖房器具の多くは
別で加湿を行う必要は全くありません。
灯油やガスなどの石油燃料は、混合物ではありますが、基本的に炭素と水素の化合物(炭化水素)です。
灯油の化学式を仮にC(炭素)12 H(水素)24として完全燃焼させた場合、O2(酸素)と結びつくので
C12H24 + O2 → 12CO2(二酸化炭素) + 12H2O(水)
となります。
このときの水の量は、12×18(分子量)=216 → 約216ml
炭化水素C12H24は分子量168なので、炭化水素の比重が0.8だとすると
168÷0.8=210mlで、ほぼ同じ体積となります。(210mlの灯油を燃焼させると216mlの水が発生)
ストーブで、お家中の温度差を無くすことは難しいですし
燃料の燃焼により大量の水蒸気を発生させてしまうので
ストーブを中心に暖房されているお家では、どうしても結露を助長させてしまいます。
高性能な住宅ということは前提として
暖房器具は、エアコンや輻射式冷暖房、オイルヒーターなど
加湿を行わない器具を選定し
加湿は加湿機で室内湿度をコントロールしながら行うことをおすすめします。
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