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こんにちは。
寒い日が続きます。。。
こんな寒い時期には、ご自宅で窓ガラスなどの結露に
悩まされている方も多いのではないでしょうか?
結露は身近な現象ですが、意外と
何がどうなることによって起こる現象なのか、具体的に説明できる方は少ないように感じます。
空気は、温度によって、含むことができる水蒸気の量が変わります。
これは、空気の温度と湿度の関係を表にした『湿り空気線図』というものです。
例えば、室温を22~23℃に暖房して
加湿機などで湿度50%とした空気は上の★印の位置となります。
★印から、平行に左へ移動していくと
『水蒸気の量は変えずに、温度だけ下げていく。』ことになります。
右肩上がりの曲線の一番上の線が『湿度100%』のラインなので
ここまで温度が下がった場合、結露を起こします。
今回で言えば、だいたい16℃くらいでしょうか?
結論として、22.5℃で湿度50%の空気は
ガラスや壁などの表面温度が16℃を下回ると結露する、という事になります。
結露をなくすためには、物理的には、ガラスや壁が16℃以下にならないように
連続的に室内を暖房する必要があると言えますね。