家具と家族の歴史

2024.10.22

こんにちは。

以前、東京の国立西洋美術館を訪れました。

コルビュジェが設計した美術館で休憩スペースには

同じくコルビュジェがデザインしたグランドコンフォートなどの

高級家具が堂々と置かれています。

別の場所には

シャルロット・ペリアンのヴェンタリオテーブルやスウィベルスツール等も

置かれていて、訪れる人々は、贅沢に腰かけています。

あまりに自然に置かれているので気付きにくいですが

このテーブル１つで、およそ150万円します。スツールも(一見安そうですが)一脚20万円です。

長年、沢山の人達に使用されているので

150万円のテーブルはキズも付いていますし、塗装も剥がれてしまっていますが

デザインも造りも一級品であるせいか、逆に貫禄を感じます。

家具は多くは一生もの。

何十年も家族で使い続けるもので、その間、傷つけたり汚してしまうことも

あるかとは思いますが、そういった歴史を踏んだうえでも

輝き続けられるものをご提案したいと思います。

prev.

2024.10.21

recommend