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こんにちは。
豊川市金沢町の現場では、昨日まで
木繊維断熱材の吹込み工事が行われました。
柱間や、垂木間は全て吹込みの工法で
フレーク状の木繊維断熱材を隙間なく吹込み
外側からは、ボード状の木繊維断熱材で覆うことで
熱橋(無断熱となってしまう箇所)を限りなくゼロにしています。
外側に施工する断熱材のことを『付加断熱』と呼ぶこともあり
今では採用するハウスメーカーも多くなってきましたが
外装の下という性質上
付加断熱の構造そのものに、一定以上の強度が求められるため
ボード状のフェノール樹脂系の断熱材を用いることが多いようです。
壁内の結露を防ぐために、一般的には
外側に向かって水蒸気を通しやすい素材を使うことが
理想とされているのですが、上の図のような壁構成の場合
フェノールフォームの透湿率が1.5ng/(m・s・Pa)に対し
グラスウールの透湿率は170ng/(m・s・Pa)と
100倍以上、外側の付加断熱部分の方が、水蒸気を通し難くなってしまいます。
木繊維断熱材の場合は
付加断熱用の透湿率が67.1ng/(m・s・Pa)に対し
吹込み用の透湿率が103ng/(m・s・Pa)と透湿率の差が緩やかで
木繊維そのものの保湿性も相まって
断熱材内の水蒸気量を良好に保ってくれます。
断熱性能も勿論、重要ですが
躯体そのものの寿命に大きく関わる結露対策についても
しっかりと考えていかなくてはいけませんね。
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