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こんにちは。
冬場になると、石油ストーブで暖を取るご家庭も多いかと思います。
加湿のためにストーブの上に、やかんを置く方も
おられますが、石油を燃焼させるタイプの暖房器具の多くは
それ自体、暖房時に大量の水蒸気が発生します。
C12H24 + 12O2 → 12C02 + 12H2O
上記は、灯油(C12H24 )を燃焼( + 12O2)させた時の化学式ですが
灯油に酸素が結びつくと、大量の二酸化炭素と水蒸気が発生します。
理論値で言えば、灯油1リットルあたり1.13リットルの水蒸気が
生成されるので、やかんを置かずとも十分な加湿効果があると思われます。
また、灯油を燃焼させた場合、灯油1リットルあたり
二酸化炭素は2.51キログラム(気温と気圧によりますが、およそ55リットルくらい)
も発生するので
かならず定期的な換気が必要となります。
汚染物質の発生スピードは、24時間換気の通常の換気スピードを
上回るので、ご注意ください。