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最近見た2つの建築についてのメモ。
(写真は全て ユタカ不動産 および Eurekaより)
幹線道路からひとつ入ったところにある集合住宅です。
メゾネットタイプの部屋と占有テラス、1階の共用テラスが立体的に組み合わされ、
どこまでが自分の家でどこまでが他人の家かが曖昧な、
また、外部と内部が曖昧な、そんな関係を作り出しています。
シェアハウスのようにがっつりと他人と関わるのではなく、
大きな一つの家に住みながら、個人のプライバシーを確保しているといった印象。
1階部分には店舗や事務所が入っているところもありました。
(写真は全てYASUTAKA YOSHIMURA ARCHITECTSより)
高台の住宅地の中にあるお寺です。上の写真が本堂。
外壁の仕上げは6mm厚のコールテン鋼とよばれる鉄板です。
内部空間は明るく高い天井からいくつもの電球が吊られてあり、
東洋的な寺よりは西洋的な教会に似た印象を持ちました。
隣にある「庫裡(くり)」は、屋根・外壁ともに、一般的にはカラーベスト等と呼ばれる屋根に使う材料です。
半端な板が出ないように、きっちりと板の割り付けがされていました。
手摺の横桟と縦桟もカラーベストのピッチに合わせて入れてありました。
普通の材料を、普通でない使い方をしながら、綺麗に納めてありました。
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明日は「浜松市 三方原町の家」構造見学会!!
2015.08.28
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