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豊橋市 馬見塚町の家
耐震構法SE構法｜耐震等級3｜長期優良住宅 | 省令準耐火構造
西側で接道し、北側は借家、南、東は住宅予定地という住宅街の敷地です。
設計の条件はプライベートな空間を確保しつつ、SE構法ならではの開放的なLDKにすること、そして何より「外観が目を引くもの」ということでした。ご提案させて頂いたものは、プライベートの箱とパブリックの箱とに分け、道路から庭が見えないようにプライベート感を確保しつつ、真南に合わせてパブリックの箱を斜めに振った形です。実用性も兼ねたインパクトある外観にしました。
アプローチは木板を横張りし、その壁が内部まで繋がって見えるようにしています。外観にインパクトがあるので、住宅の中へ入っていく違和感を和らげるようにしました。箱と箱が交わる部分にあたる台形の玄関に入ると、リビングとの境が大きなガラス戸なので、玄関であるにも関わらずLDKと一体となったような広々とした空間が広がります。閉鎖的な外観からは想像できないような開放的で明るいLDKは、斜めに振られている違和感を無くし、広がりだけを意識できるようシンプルに見せることを徹底しました。TVは埋込み、造りつけの家具も主張させず、照明は器具が見えるものを少なくし間接照明を多用・・・階段はシンプルだけどデザイン的になるようにしました。プライベートな箱へ行くと、家事動線の行き止まりがないように水廻りを配置し、キッチンから行き来しやすい動線を確保しました。
お施主様のこだわりの外観とまさにSE構法だからできる開放感あるLDKが両立した家になりました。
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